サンフランシスコ · 太平洋時間 ご紹介のみ
失敗の型

単一枠組みの助言は、どこで崩れるか。

四つの職能はいずれも実在する価値を持ちます。問題は、欠けている視点が見えないことです。

型 01

数字は見るが、リスクを見ない

フラクショナルCFOは管理会計を整えます。ただし、その数字がどの程度の証拠に支えられているかという問いは立てません。検証されていない数字の上に構築された予測は、精緻であるほど危険です。

型 02

戦略は描くが、実行責任を負わない

コンサルタントは構造を与えます。ただし提案で終わります。米国子会社に必要なのは、月次を実際に締める人間であって、締め方を書いた資料ではありません。

型 03

リスクは見るが、採算を見ない

監査人は何が間違いうるかを見ます。ただし、その会社が儲かる仕組みになっているかは職責の外です。統制が完璧でも事業が成立しなければ意味がありません。

型 04

一度作って、放置する

仕組みは作った時点が品質の最高到達点で、あとは劣化します。改善の回路を埋め込まない限り、二年後には誰も使っていない手順書になります。

統合

四つの問いが、同じ案件に同時にかかります。

順番に適用するのではありません。一つの判断に対して、四つの問いが同時に立ちます。

問い
日系子会社での具体例
これを欠くと
I
これは事実か監査の循環
本社に出す売上高は、どの証憑まで遡れるか。売掛金の残高は実在するか。
本社監査人の質問に答えられず、期末に作業が集中する
II
これは明確か構造化された問題解決
US GAAPと日本基準の差異を、論点ごとに分解して一覧にする。
質問のたびに調べ直し、担当者が属人化する
III
これは採算に合うかフラクショナル経営幹部の型
本社向け報告の工数と、そこから得られる意思決定の価値が釣り合っているか。
報告のための報告が増え、現場が疲弊する
IV
これは良くなっているかシステム規律
月次決算の所要日数が、半年前と比べて短くなっているか。
担当者が替わるたびに品質が振り出しに戻る
段階

段階に応じて、やることを変えます。

すべての会社に同じ順序で同じことをするわけではありません。今どの段階にいるかで、優先順位は変わります。

段階 01

診断

現状の会計処理、システム、統制を読み取ります。何が壊れているかではなく、何が存在していないかを特定する工程です。

4〜6週間
段階 02

基盤

勘定科目体系、締めの手順、内部統制、ダッシュボード。毎月回る仕組みをここで作ります。

60〜90日
段階 03

成長

意思決定に使える管理会計へ。部門別採算、KPI、本社報告の自動化。

継続
段階 04

最適化

所要日数の短縮、属人性の排除、担当交代に耐える文書化。

継続

どの段階にいるか、一緒に見ます。

診断は4〜6週間、固定報酬$4,000。すべてのご依頼はここから始まります。